満足度★★★★★
ほぼオンタイムからの、トリプル(リーダー意訳:大阪の人しつこいw)で21:10。
また、演出家から箝口令が出た(意訳)ので、幌筵かPARAMUSHIRと綴ります。
アンサンブル、すげーかっこよかったです。
推し3人、めっちゃいい仕事を貰って、果たしてました。
あと、ピロティが良すぎて、EP5で来たくなった。←
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前提:生でNACSの公演を見るのは初。悪童はLV組。NACSの存在を知ったのは大泉さん(TV)だけど、引き込まれたのは音尾さん(舞台)。今回のアンサンブルキャストに3人も知ってるキャスト(津田・新田・山中)がいる。前日も大阪に居るんだから、そのまま残ればいいじゃんって申し込んだらチケット取れた。マジか。
ステージナタリー「TEAM NACSが名もなき兵士演じる、最新作「PARAMUSHIR」大阪で開幕」
https://natalie.mu/stage/news/268107
この記事で5人の衣装と戦車のセットは開示済み。
1945年8月15日から数日間の、北海道のある島にいた兵士たちのお話。パンフで脚本の林さんが、近代史を書くのは覚悟がいるという話をしてて、それを脚本と演出でNACS色にするのは大変だったんだろうと思う。でも、森崎さんの言うように、北海道で育ったNACSだからこそ丁寧に向き合えた題材なのよね。
(個人的には、北海道を芸術・芸能に落とし込むのに説得力を持たせられるのは、音楽は、ちー様(松山千春)とGLAY、演劇だとNACSだと思う。)
OP映像の段階で、音楽もあいまってめっちゃテンション上がった!拍手したくなったもん。音楽かっこいいなぁ。キャスト紹介でちゃんとアンサンブルも映るの嬉しいねぇ。
前半〜中盤は、メンバー1人+アンサンブル数人でのシーンの作りが盛り込まれてて、アンサンブルを堪能するターン!それぞれキャラが立ってて、負けてない。女子可愛い。ちょいちょい胸が熱くなる。
津田・新田・山中の組むメンバーが全部違うから、シーン毎においしい。めっちゃ好待遇じゃん…(拝)。
後半でメンバー5人がじわじわと、じわじわと世界を持って行く。もうここは人生が染み出す芝居力。40歳越えてるから出せる説得力。一人ひとりが違う方向からそれぞれ畳み掛けてきて、押し寄せる涙の波。
後半で出てくる新田さんが、衣装の力もプラスされて超絶カッコイイので刮目せよ。
個人的にはね、セットが素敵だなって思ってた。戦車はずっと舞台上にあるにはあるんだけどね、ちゃんと違う向きでも見せてくれたり、見えなかったりするの。演出部、頑張れー。
悪童は(と言うか多分これまでのNACS公演は)笑いの配分がもっと多かった気がするけど、今回は笑いとほっこりの2軸で陽の場面ができてる感じ。ほっこりが、いいんだなぁ。戦争モノだから陰の場面の方が割合は多いんだけどね。暗い話に終始しないのが、脚本と演出とメンバーの技量だなぁ。
私が行った3公演目は、トリプルカテコ。当然の評価だなって思う、熱い拍手の海だった。でも、クジ砂の拍手の熱ともちょっと色が違ったな。
さすがに3回目は、「大阪は欲しがりなんだから〜」って森崎さんが言ってたけどw
メンバーそれぞれからのコメントの時、森崎さんから「PARAMUSHIR」の読み方の話になって、わざと言わなかったこととかその理由とか、それも含めて箝口令が出た(意訳)ので、めんどくさいけどPARAMUSHIRって私は綴るよ。
もう一回生で見たいけどそれは難しいから、せめてライビュ見たいけど、龍よの千秋楽と被ってるんだよねぇ。
NACS VS 龍よ。これだと前者が勝つ。
津田 VS 松崎。これは後者が勝つ。
どうしたらいいんでしょ(笑)。