鑑賞日2018/12/25 (火) 19:30
価格2,000円
19:30の回(晴)
ちょっと迷って関内からイセザキ・モールを歩くことに。
横浜近辺は学生時代よくきました。最近では黄金町の南区役所に高校演劇の地区大会を観に来たし、会場となった「WAKABACHO WHARF 若葉町ウォーフ」は「nitehi cafe」の頃、ダンス公演を観に、近くの「ジャック&ベティ」では映画を観た後、ここの2階で小野さやか監督を囲んでのアフタートークもありました。リーディング公演はなかなか機会がありませんが、先日観た吉祥寺シアターでの「景観の邪魔」「Q体」、「かたりと」による語りと和楽公演などのように機会があれば。
サラ・ケイン関連は
「4時48分サイコシス/渇望」2011/5@atelier SENTIO
「4時48分 サイコシス」2011/6@シアターバビロンの流れのほとりにて
「フェードラズ ラブ」2013/10@タイニイアリス
「Viva Death」2013/12@SPACE EDGE ※演出 川口智子さん 出演 滝本直子さん
「4時48分サイコシス」2014/5@テルプシコール
「言風景」2015/1@アレイホール ※多摩美術大学卒業制作展めっけ!(4.48の朗読)
番外
「448の女」2014/4@宇宙舘 ※ビニヰルテアタア第4回公演
演出の川口智子さん、調べてみますと2008/10にセッションハウスでの公演がありました。私が初めてセッションハウスを訪れたのは「LDK」2011/5なのでだいぶ前のこと。
滝本直子さんは「Viva Death」で。
19:13受付、開場、奥にベンチシート2列、3列目最上段はパイプ椅子。平行して会場の横幅近い長さの白い台(膝高くらいか)、中央に木製の椅子。上手に赤い枠が吊られている。椅子の後ろ、1つだけ窓ガラス(外が見える)。
19:34上手からゆっくり歩き、マイクをセットし椅子に座る。
とても長い沈黙から始まる~20:47終演。
視覚的には「1人」、イメージ的には「多重」。
加えて、映像(テキストと歌)。
声と音声。話者の近くに座っていたので質感の違う波長が微妙にずれて耳に届く。
このあたりで思う。
これは「戯曲」といわれるが、第三者の身体によって発せられるべきものなのかとか。
P.K.ディックや筒井康孝を読むと会得した認識規範が崩れるような感覚がやってくる。それに似ていないか。「サイコシス」というのはそういうことなのか。
SEやノイズやリアルに発生する環境音がないまぜとなり、集中力を揺さぶる。
声は何事もなかったように先へ進む。
赤い枠は何だろう。
最期のシーンにはどのような思いが込められているのだろう。
※リピートするので以上は仮で。
余談
Bob MarleyからSinéad O'Connorへとながれ、その映像はネット上にたくさんありました。ダブリンといえばU2で、1989/11の来日公演に行きました。もう30年。