満足度★★★
『ぷるーふ』側を観劇。
一見仲の良い、穏やかなサークルのメンバー達。
先輩、後輩達が合宿についての話し合いを行う。
何気ない日常の一場面、かと思いきや段々とズレを感じる主人公。
それまで常識だと思っていた常識が崩れていく、アレ?現実ってこんな感じだったっけ?
みんな建前で、表面的には先生、生徒、先輩、後輩、それぞれの役割の皮を被って生きていて、
何となく取り繕って良い感じにしていただけなのかも知れない。
それまで「確か」に見えた現実が、実は脆くて手から砂がこぼれる様に消えていく。。。
何気ない会話劇の様に見えて、現実の色んな場面に当て嵌まる様な人間の深層心理を抉り出す様な作品でした。
純粋に面白かったですが、作品のサイズ感として3点満点くらいの作品と思うので、3点を付けておきます。