犬(もしくは)神 公演情報 劇団肋骨蜜柑同好会「犬(もしくは)神」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/12/19 (水)

    19日ソワレ(130分)を拝見。

    ネタバレBOX

    難解ではあるが最後の最後でスンナリと腑に落ちる130分。

    登場時、中学の制服姿のあまりの似合いぶりに度肝を抜かれた(注.褒め言葉デス)森かなみさんと、高村颯志(そうし)さんの中三ペアを初めとして、劇中で描かれる、様々な組み合わせのペアが、ストーリーの上で実によく機能していた(孤高を保ったかにみえた藤原朱鷺子も、終盤、明らかになる父親との会話を通して、ストーリーのけん引役に「昇格」した)。
    そして、だからこそ、いずれにも属さぬ謎の医師・畔見無有子が奏でる不調和音が一層際立ったものに感じられてならなかった。

    ただ、惜しむらくは、達者な役者さんで固めた布陣でもなお、劇中、犬というより荒馬のごときトランスなセリフを御し切れなかった場面が散見された。このため、セリフが充分に馴染むであろう千穐楽に改めて観に行くことにした。

    ※配役は24日14時半開演回の欄に記載。

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    2018/12/20 01:15

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