「追想と積木」「いつかの風景」 公演情報 劇団水中ランナー「「追想と積木」「いつかの風景」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    「いつかの風景」を観劇

    わりと雑多な感じを受ける場面展開と
    綺麗な木調のセット
    =学生時代からの定宿(ロッジ)という設定らしい
    =カウンターが左にあるリビングの設定です
    見終えた後に納得できる演出だったなぁと
    素直に感動できた1時間40分の作品

    ネタバレBOX

    主軸は難病(アルツハイマーに近しい症状)にて
    徐々に記憶が無くなってゆく女性を
    関わりあった若き日の仲間達と娘との関係
    メインは久々に訪れた舞台セットの宿(でよいかな)
    そこでの出会いや節目のイベントを回想風に差し込むのだが
    唐突に過去の人物が舞台上に乱入する形で
    最初は判り難さもあるのだが
    徐々に失われ行く記憶の奔流表現かな~と
    後半に進むにつれて納得できました



    実は主人公の娘は友人が生んだ子で
    主人公は子供の生めない身体となっていて
    実母=生みの親の事情・・夫の借金~一人で子を生み育てる事への畏怖・・
    主人公=血の繋がりの無いわが娘へ
    事実を伝えるべきか迷ううちに記憶の欠落は進行し・・・と
    なかなか少しサスペンスな展開で
    娘自身も自分の出自をうっすらと知ってる感じも醸しながら・・・
    う~ん なかなか心憎い展開でありました

    娘と母が若き日では入れ替わるような配役であり
    他のキャラの子供も出てくるので
    髪型以外に
    アクセサリーとかでの明記を願いたかったかなぁ~とも

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    2018/12/17 23:28

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