満足度★★★★★
いつも舞台を楽しみにしています。
今回は、烏帽子をかぶり平安装束を着た、和歌をこよなく愛する古今和歌集の撰者たちが登場し、雅で何とも奥ゆかしい古語での話し合いが軽妙で面白く、どの和歌を後世に遺すのか考えている姿は真剣なのにどこか可笑しくて、時の流れが緩やかで心豊かに感じました。
撰者の熱い思いが仮名序と真名序の両方に込められ、そうするに至った経緯を正に目撃して、自分なりになる程と納得しました。
もしもこの時代に行けるなら、撰者たちに会って話がしてみたいです。
そして1000年の後の世にも和歌の素晴らしさは伝わってますよと教えてあげたいです。