満足度★★★★
幕開けに広がる異様な光景。
なんだ今の!
ラストシーンを冒頭から見せちゃったのか、それとも何かの暗示?
そんな中、物語がスタート。
概ねあらすじ通りというか奇妙な人ばかりが隠れ家のようなBARに集まって(避難して?)きます。
並行して描かれるのは主人公翔太が記憶を失う前のサイドストーリー。
胡散臭い人もどんどん集まって来て何か悪い予感がうっすら漂うもののBARの中は案外ひょうきんで和やか。
偶然つけたラジオニュースを聴くまでは・・・
劇中、何度固唾をのみ、何度足元をすくわれた事か。
裏と表、善と悪、死に急ぐ人、見える人にしか見えない女、眠っているかもしれない死体等々々々
目まぐるしくヤバい要素が積み重なっていく展開に「さぁ一旦ここで整理してみようか」という思いも虚しく容赦なくやってくる修羅場。
ぐわ~ッ!危ないっ殺される!(思わず手にチカラッ)
やがて辿り着くラストはやはりバッドエンドか、それともハッピーエンドなのか?
実際この目で観たエンドですら日によって変わっているのではないかと思ってしまうほどにパラレルワールド感ある世界観。嵐が通り過ぎていったよう。
何だか前に書いた主人公のサイドストーリーさえ過去ではない気がしてきた。
あ~頭がクラクラする(笑)