コウカシタ◆フェスティバル/トーキョー09春 公演情報 フェスティバル/トーキョー実行委員会「コウカシタ◆フェスティバル/トーキョー09春」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    タイ人と直に語りあえたような楽しさ!
    見馴れていない肉体の動きというのは、こんなにも楽しいものかと、最前列で、タイのダンサーたちを堪能。途中、タイ語での芝居も入るのだけど、字幕なしでもなんでも伝わっちゃうよなあ、と思わせてくれる表現力(振付)がすごい、というか新しい言語を習得できてしまったかも! ぐらいな勢い。いやあ、ダンスは技術だけじゃないねぇ~

    ネタバレBOX

    そう。じつは、振付の井手茂太が主宰するイデビアン・クルーは未見で、コミカルさで人気を博しているぐらいにしか思っていなかったんだけど、ぜんぜん違った。言語の壁を軽々と超え、ダンサーと仲良くなれちゃった気分を味わえる素敵なダンスだったんですよね♪

    序盤、タイ人が中世貴族風の衣裳なのに手には竹刀を持ち、眠狂四郎の円月殺法を使うバカバカしさに笑い、なんとなく本編への接し方が定まった、かな?
    なので、タイ人が「なるほど」と納得するとなぜか「アナルホール」になっちゃう(←なんか微妙に違うかも?)とかでも楽しく(笑)。
    なんだろ、たとえばそれを芝居でやられたら勘弁してよとなるところをダンスが補い、はたまた、そこかしこに漂う物語の気配がダンスとしての不足を感じさせない、いい湯加減(←なので個人差は大きそう)だったんじゃないかなあ。
     
    そして、会場をでると首都高5号線の高架下で、一気にタイトルとともに作品が甦ってくる感覚も楽しくて。

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    2009/03/18 08:32

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