満足度★★★★
鑑賞日2018/11/09 (金) 19:00
10月の『ドキュメンタリー』と対をなす形の、731部隊を正面から扱った快作。かつて731部隊にいた老医師の死の直前(1990年)と、敗戦を目前にした731部隊の時代(1945年)の間で、時間軸が交互に動くが、正面から扱っただけに物語が、当時の表現が重いのは確か。老医師の死で、若い医師が立ち上がろうとするが…、という物語はよくあるが、その結末を観客に委ねるというのは、ある意味で大事な選択をしたように思う。紅一点の李丹が中国人の女マルタ役で出ているが、その存在感は重要。
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2018/11/10 09:43
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