期待度♪♪♪♪
予定2018/12/13 (木) 19:00
フライヤーを見て、最初に思い出したのは「弟の戦争」。
湾岸戦争を題材にした、かなり濃密な現代劇だったので、フライヤー含めてよく覚えていました。ということは、とフライヤーを見回すと、やはり俳小です。
こちらは、フリードリッヒ・シラーの戯曲第一作。ドイツのシュトルム・ウント・ドランク時代の古典劇。
2作の共通点は、兄弟を描いた物語ということなのだが、「弟の戦争」では寄り添う兄弟なのに対して、「群盗」の兄弟は反目し、弟は兄や父から全てを奪い、兄は盗賊団に身を投じる。そして、前者が平穏な日々を迎えるのに、後者は、、、、
やはり「弟の戦争」を意識しての演目ですよね。
主役や演出家は違えども、客演は俳優座と昴、演出は企画集団JOKOである点は共通。
斎藤 真さんの配剤か。
とはいえ、今回は古典であるからして、現代に何を見せようとしているのかは興味深い。