満足度★★★
鑑賞日2018/11/01 (木) 15:00
フライヤーにアシモフのロボット工学三原則が掲載されており、そこに興味を持って観劇。
話は、自殺しようとするAIを巡り、テツガク(正確には「倫理」)をすることで、AIはどれだけ人間に近づけるかというテーマに進んでいく。
ガールズバーに来た客は、この自殺しようとするAIに哲学教授したロボット工学者。
彼は仲間とを共に、このAIを破壊しようとするのだが、、、、
結局、全ての判断は人間がするべしという立場から、AIの開発は中止となる。
殺したAIを埋めに来た山小屋での話と、それに続くAI開発中止に至る顛末そして、、、となるのだけれど。
山小屋でのAIとロボット工学者とで会話される、倫理とロボット三原則との矛盾。
AI開発中止に至る、ロボット工学三原則の不完全性。
特に後者の場面では、ロボット工学三原則が及ぼす幾つかのパターンを、ユーモアも交えて、とても愉快に観させていただいた。