美しい村 公演情報 タテヨコ企画「美しい村」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/10/25 (木) 15:00

    価格3,200円

    昭和30年、奥多摩の村落で起きた毒物混入による無差別殺人事件をめぐる物語。諸設定といい内容といい、いかにも柳井作品っぽく(前々回の「戦争、買います」と較べるのでなおさら)ファンとして頬が弛みっ放し。

    で、最終場、ある人物のちょっとした台詞から(その後の台詞で語られる前に)真相を察知したが、同時にそれを隠す(?)ために観客の先入観を使い巧妙にダマしていることに気付いて「騙された快感」再び。(前日のフロアトポロジー「クラゲの夢」とタイプは異なるが)

    あと、装置の梁(?)の端の「中略」的な焼け焦げたような処理がカッコイイ。

    ネタバレBOX

    村に来て1年の筈の養護教員が突然「村の祭りも昔と変わった」的なことを口にした時に「真犯人はコイツだったか!」と察し、また、動機が子供の頃の窃盗事件だと語った時に先にその話が出た時点で窃盗犯を漠然と男の子だと思い込んでいたことに気付き「たばかったな!」みたいな。(笑)

    また、クライマックスで毒物が実は赤いと判明しで大逆転する時には「12人の怒れる男」の終盤の「メガネの件」の時のような感覚を味わった。

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    2018/10/27 23:50

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