満足度★★★★
鑑賞日2018/10/23 (火) 19:00
流山児事務所にとっても、作・演出の瀬戸山にとっても、珍しい作劇となっていたように思う。日本に軍隊ができ、男性に徴兵制が敷かれ女性も軍隊に入る近未来。戦争に行くこと/行ってきたことを、男女3人の個人的な物語として描く。社会派と呼ばれる瀬戸山だが、徹底的に個人の物語として社会を描くのに成功していて、タイトルが、その意図を表している。瀬戸山を起用した流山児事務所も、役者のしっかりした力量が芝居を支えている。メインの林田は、役者としてまた成長したところを見せていると思う。
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2018/10/24 08:05
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