■The end of company ジエン社 役者陣が若く、年齢幅もないためか設定に全然リアリティを感じず、だらだらとした状況をただ晒した物語を傍観するだけに。映像を使った工夫は面白いと思うが、映し出されたモノが暗すぎて全く機能せず。二組の立ち位置とか気にしながら同時多発会話も試みてるのだろうけどそれも活きてない。これ、作品として誰か客席から確認したのかなぁ?
■DULL-COLORED POP 深夜に帰宅したキャリアウーマンの僅か15分の自分の時間に電話をかけてきた元カレのフリーターのダメ男との会話の一幕。女性の気持ちの綱引きを3人で表現というのが面白い。先のジエン社と異なり、この作品は描く世界の等身大な感じが余計話にリアリティを感じさせ、演劇的な手法ともマッチしてる。