明日ー1945年8月8日・長崎ー(2018年@シアターKASSAI ) 公演情報 演劇企画イロトリドリノハナ「明日ー1945年8月8日・長崎ー(2018年@シアターKASSAI )」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    この題材に真摯に向き合っているのが感じとれたし、劇中の彼らの明日がどうなるのかが分かっているだけに、セリフで「また」とか「あした」「あさって」といった言葉が(当たり前のように)出る度、切なくなった。初日だからか、全体に固かったように思うが、回を重ねての伸びしろに期待。

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    2018/09/20 02:02

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  • ベンジャミン2号様、返信ありがとうございます!
    はい、この作品は、原作のテイストは踏襲しながらも、登場人物を絞り、エピソードを置き換えて作りました。
    井上さんは、作家としての態度を説明するために「人間がより自由になるための未来を選びだす」というサルトルの言葉を、時に援用されたそうです。
    そこで私も、戯曲にするにあたり、限られた登場人物、一人一人が自由に自分の未来を紡ぎだすような作劇を心がけました。
    もう一度観たかった、と言ってくださって嬉しいです!
    次はぜひ、舞台上から、役としてお目にかかれるよう、がんばります😊✊

    2018/10/05 01:56

    みかん様
    コメントありがとうございました。
    個人的に戦争を扱った映画や舞台は、世評の高い作品でももう観たくないと思ってしまうことが多いのですが、本作は(自分としては珍しく)もう一度観たくなりました。連休中の予定が詰まっていたので、結局リピーター割引を使えませんでしたが、時間があれば何とかという含みで、伸びしろに期待とか書いちゃいました。

    舞台の前に読み返してみようかと原作を探したのですが、部屋のどこかに埋もれてしまったらしく発見できず。登場人物を絞ったり、エピソードを別の人に置き換えていたような気がしましたが(この辺はうろ覚えなので間違ってるかも)、観ていて違和感はなかったと思いました。祝い事の写真一枚すら残せなかったあの家族の日常を、額縁の中ではなく立体的に描いてあげようとするかのような舞台の作り方が好きでした。

    みかんさんが出る舞台はまだ観たことがないので、機会があれば観に行きますね。

    2018/10/02 19:30

    ベンジャミン2号様、ご来場ありがとうございました。
    はい、私たちも、稽古中「明日の稽古は…」などと言うたびに、「ああ、この劇中では明日はないんだ」などと切ない思いにとらわれることもありました。
    この物語は、ある種、そのような観る側の想像力も大きな要素となってきます。
    セリフに込められた演出の意図をくみ取って下さり、とてもうれしいです!
    どうもありがとうございました!これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m

    2018/09/28 02:28

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