満足度★★★
濱田めぐみさんのシャウトが決まりまくり最高!、さらに…と書こうとしてそれ以上特にほめるところがないことに気がついた。2時間もあれば十分な「マクベス」を20分の休憩時間を含んで4時間にまで水増しするのだから飽きて途中で何度も意識が飛びそうになってしまった。
「バーナムの森が動く」部分を「くじらが何とか、天が割れる?、大量破壊兵器がー」に変えているが、セリフがはっきり聞こえないこともあって意味不明であった。200年後という設定も必要性があったのだろうか。「劇団☆新感線」が単純に「マクベス」のヘビメタ仕立てのものをやるわけにはいかないので大変なのは分かるのだが工夫が皆裏目に出ていた気がする。
「髑髏城の7人」に比べればこの回転劇場を使った効果も希薄であった。ただし、スクリーンに映される映像はかなり進化していた。
まあヘビメタの演奏は小気味よく、ばらまかれた小ネタも笑えるのでファンは楽しめるだろう。それほどファンではない方は disc2以降に期待しよう。