満足度★★★★
鑑賞日2018/06/22 (金) 14:00
価格2,300円
【先入観なしにご覧になりたい方にはスルー推奨】
人名・地名などは日本神話っぽいし展開や台詞回しはシェイクスピアっぽい(確かにロミオとジュリエットよりもマクベスだ)し一部はギリシア悲劇っぽくもあってクラシカルで重厚なのに何故か未来の物語のように感じてしまったのはイマジネーションの暴走か?(笑)
それはマイナス×マイナスがプラスになるというより、クロノス・ジョウンターのように、ある方向に行った反動で逆方向に飛ばされる作用なのかも。いずれにしても脳の誤動作的な感覚が面白い。
また、登場する最終兵器にしても具体的な特徴が挙げられて特定は容易だが、どこかジブリ的(炎の7日間をもたらすもの、みたいな)なイメージが広がってしまった。これもやはり暴走?
そう言えばナウシカやラピュタなど、ジブリ作品も時代が過去のような未来のような特定不能の別世界感があるもんなぁ。
さらに、時代が特定不能ということではNODA・MAPもそうで、過去や現在の出来事の寓話化という手法が本作に通ずる気も。言葉遊びや内容のアソビを附加したらNODA・MAP風にもなるのでは?(私見)
ところで本作のような作品は、当日パンフレットに人物相関図(あるいは勢力図?)があるとありがたい。ネタバレとの関係もあろうが、その旨注釈を付ければ見ないという選択も可能だし。
あと、ステージ真ん中上方の装置のギミック、某人気ミュージカルの「大階段」を連想。(笑)