満足度★★★★
時空を飛び想念が舞う渡辺えり作品の世界は、久々の新作も同様。作者本人が言いたい事だなこれ、と丸分かりな台詞が宙に投げられたり、強引なドラマの舵切りが為される箇所も多いが、渡辺えりは後から回収していく。安定を良しとしない作り手の「手」をそんな所に見出す。正体不明の奇態な「音楽劇」がそこにあった。
ネタバレBOX
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2018/06/11 08:48
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