満足度★★
まず言える事は、演劇公演であれイベントであれ、一つの形として観客に見せる事が前提であると思うが
このイベントでは人(身内や友達でない一般の第三者)に見せるという意思と力が少々足りなかったようだ。
インプロ、即興劇と謳った公演は始めてであったが、ワークショップの延長戦の様に、
公開レッスンを覗いているようで切なかった。
各回で出演者が多少違う事もあるが、演技経験やスキルの高そうな演者さんもおられたようですが
出番も少なく、なぜこのような展開になられたのかも少々疑問に感じました。
また、開場時間、開園時間が押しても何の案内も無く、当たり前の様に進行するのも違和感。
そして、ドリンク販売があったこともあるが、開演前からお知り合いや身内の方との馴れ合いとおしゃべり
出演者紹介のトークもかき消される自由なおしゃべりタイムも良くわからない。
この辺は高校生の文化祭のノリと進行で切なさを覚える。
きっと毎度毎度がこうではなく、本公演はもっとしっかりしているのだろうと想像してみる。
興味深い役者さんも何人かおられたので演技を即興の面白さをもっと見せて欲しかったと感じた。