満足度★
恥知らずで下品な主宰者(怒#)
作品が終幕し、暗転。
カーテンコールへ向かう心積りでいるなか、舞台が明るくなると、
そこには出演者ではなく、
人一倍派手な格好をした顔の大きな女性が、
主役や出演者を脇にし、舞台の真ん中に立っている。
「CD買ってください」「DVD買ってください」「アンケート書いて下さい」
唐突に、勝手に言いたいこと言っている。
その後、自分を真ん中にしてカーテンコールの歌に入る。
誰だこいつ!何だこいつ!
芝居に何ら関係ない、暑苦しい女が真ん中で一人酔いしれながら、
歌っている姿を観客は強制的に見せられる。
出演者も、思わず苦笑いじゃないか?
まさに「ありえない」。
芝居が終わって、カーテンコールはクールダウンの時間。
出演者達のレビューも含めて、見渡して、
そして拍手に包まれ、芝居が終わる。
そこまでが、芝居のはず。
その後、主宰者が登場し、お礼を観客をし、
宣伝をするのは、常だから、いいとしても、
観客の気持ちを考えずに、
図々しく舞台の真ん中に出てくる人ってのは、どうなんだろう?
恥知らずで下品としか思えない。
作品は、★★★★レベルの水準。
特に主役の磯貝麗奈は素晴らしい。
彼女の芝居には、俺でさえ涙した。
また東宝や四季と言った
プロの水を飲んでいるメインクラスは
若いのに職人かのような繊細な芝居は、
非常に贅沢な気分になった。
本当に、200人という小さな空間で、
これだけの水準の役者の芝居を見れるのは、
とても至福であった。
にもかかわらず、全てを壊した主宰者。
浅井さやかって女性のせいで
貴重な、良い芝居との出会いが全て台無しになった。
浅井さやかが関わっている作品は、
2度と見ない。
加えて、出演者のお見送り。
狭いシアターグリーンの入り口近辺に止まって、
お友達同士の会話が繰り広げられ、
交通渋滞の原因、詰まりの原因になっていることも察せず、
おしゃべりに華が咲く。
外に出るのに、なんで5分も10分もかかるんだ!って
ストレスになっていたら、
またまた入り口で仁王立ちは、その主宰者。
これは、同級生相手に見せる、文化祭なのか!(怒)
作品は悪くないだけに、終わり悪けりゃ全部台無し。
こりゃ、責任問題だよ。
2009/03/07 10:39
2009/03/03 17:08
2009/03/02 23:37
公演は彼女の作品発表会なのです。
私は浅井さん自身を知りませんので彼女個人には関心ありませんが作品は好きなので、つまり画家・小説家個人は知らないが描かれた絵・書かれた小説は好きだと同じレベルで見ている、そいうことなのだと判りました。個展だという観点を持つと説明がつきます。そこが原因ですね、きっと。
RUSさんの持った嫌悪感も理解出来るように思いました。