満足度★★★
鑑賞日2018/05/16 (水) 19:30
女子版を観た。興味深い脚本だが、演出が過剰に思えた。第27班の深谷晃成による、ある大会社の健康診断でひっかかった10人が再再再々検査に集められるが、どうも様子がオカシイ。徐々に明らかになる事情とは…、という展開は面白いし、伏線の張り方もなかなかなのだけれど、薛朋花が演じるアオキという人物像が鬱陶しく演じられるなど、おそらく、演出の畑田哲大(東京ジャンクZ)が過剰に演出しているのだろう。セリフのないときにアオキにやらせる行為も納得ができない。折角の脚本と俳優陣なのだから、もっと素直に上演すればよいと思うのだけれど…。