満足度★★★★
鑑賞日2018/05/05 (土) 19:00
価格4,000円
黙阿弥の「三人吉三巴白波」を明治初頭に翻案した作品の改訂版、「伝統芸能の様式美と小劇場系演劇の融合」がいかにもここらしい。
3年前の初演も観ていたが冒頭から新演出はあるわ、内容からシェイクスピアやギリシア悲劇、それにとあるアメリカンニューシネマは連想するわで楽しかったぁ♪
去年観た野生児童「純惑ノ詩」(東海道四谷怪談を現代に翻案)でもシェイクスピアとギリシア悲劇を想起したし(←こちらは原典よりも翻案によるもの)、悲劇はやはりそんなパターンになる……と言うか劇作家脳というのは洋の東西や今昔を問わず似た発想をするのか?(笑)などとも考えた。