満足度★★★★★
鑑賞日2018/05/06 (日)
ミュージカル「アニー」を観に新国立劇場へ。2010年以来8年ぶり3回目のアニー観賞。舞台セットは勿論、ストレートヘアーのアニーやストリートチャイルドが見られなくなったり、タップキッズ役に代わり新たにダンサー役が登場したりなど、様々な面において“進化”を感じました。オープニングの孤児院シーンから、エンディングのクリスマスシーンまで全てが上質で圧巻。30年以上も繰り返し上演されているのが納得の国民的なミュージカル作品だと思います。孤児院暮らしから一転し、不自由のない華やかな暮らしを迎えたものの本当の幸せは両親を見つけ出し一緒に暮らすことだと訴えるシーン、両親が残したネックレスを離さす大事に持ち続けようとするシーン、両親の死を知らされるシーンなどなど、アニーの心情が上手く表れる見所を挙げたらキリがありません。実際の犬サンディとの相性もバッチリ。「あさが来ればトゥモロー♪あしたは幸せ♪」というお馴染みのミュージカルナンバーは何度聴いても素晴らしい。今年も数々の感動を与えてくれたアニーにあっぱれです。