満足度★★★★
落語と芝居の良いとこ取りみたいで面白いスタイルですね「座布団劇場」
人の情けと業の深さがミックスされた純ジャパニーズコメディーは、もう鉄板の面白さ。
笑いの沸点が100℃として、常に90℃から100℃を行ったり来たりの愉快痛快な時間でした。笑ったーっ。
暗転ごとに次はどんな配置に変わって、どんな展開が待っているのかとワクワクします。
ラストの作品は人情モノで登場人物がとても多い力作でしたが、それ故に場面転換のバランスがちょっと気になるところ。
かえってそこから、いかにテンポやバランス、その他全てが完璧になっていないと、ほんのちょっとした事でさえ気になってしまう落語の厳しさをうかがい知る事ができました。