満足度★★★★★
松・宮沢二人のリズミカルで流れるような”長ぜりふ”に感動、泣けた!
ポスターのイメージからもテクノ調?と思ってましたが、本格SFストーリーでした。
人類の火星移住、謎の生物パイパー、幸福の数値化=パイパー値の誕生、そして金星移住…。
アンサンブルも加えた大人数による、火星移民のシーンではSF映画のような感動を味わえました。
パイパーの存在も、不思議である時は子供のように楽しかったり、その反面純粋なところが恐ろしかったりして、非常にSF的で面白い。
そして、松たか子の純真さ、宮沢りえの逞しさ、橋爪功の老獪な狡猾さ、大倉孝二!!時折見える子供らしさ、北村有起哉の粗暴ぶり、とぼけた野田秀樹の理想を追い求める科学者の想い、豪華な競演も楽しい。
松・宮沢二人によるリズミカルで流れるような”長ぜりふ”は、本当に感動的で、何よりも聴いていて心地良かった!
泣けてきました!
ちなみに、B5判パンフレットは、オールカラーで1000円という安さ!
ちなみに写真満載、野田さんの対談もあって、読みでがあります。
ページ左下には、振り付け・コンドルズ近藤良平さんによる「火星パラパラ体操」が、パラパラ写真マンガで付いてます。芸コマ!
宮沢りえさんは、13日に妊娠6か月を発表。
本公演は、安定期なので問題ないとのことで、全然気になりませんでしたが、
そのため6月の舞台をキャンセルしたとのことで、誰の座長公演だったのかのほうが気になります。