エレキ鰻は泣いている?【東京公演】 公演情報 雨の一座「エレキ鰻は泣いている?【東京公演】」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/04/06 (木) 19:30

    価格2,700円

    一言で表現すれば「羊の皮を被った狼」、表面上は一見ポップでファンシーなのに冒頭をはじめいくつかの台詞が懐かしき昭和のアングラ調だし、それどころか底流にダークあるいは不穏なナニカがあるし……でもそれが何故かは非常にワカり易い。そんなアンビバレンツが愉しい♪
    また、ところどころ早口なのにさほどストレスにならないのはちゃんと間は取っている(しかも大事な台詞はノーマルスピードに落とす)からだろう、芝居の会話の「間」の大切さを改めて認識した。

    ネタバレBOX

    アングラ調の台詞については途中で寺山修司「書を捨てよ、町へ出よう」が出てくるので「あ~、それでか!」とニヤリ。
    ナニカについてはポップな感覚で忘れがちだが冒頭で阪神大震災ものらしきニュース音声が流れるし、その少し後に首にロープを巻いた主人公(ともう1人)が死の直前の走馬灯について話しているし、主人公の生誕直後に阪神大震災が起こるのを皮切りに彼の身に何かが起こるのは大きな震災のあった日だし……ということで実は明白。

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    2018/04/11 10:10

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