満足度★★★★★
鑑賞日2018/04/06 (金) 14:00
座席J列7番
価格4,000円
テンポが良くリズム感もある場面構成、楽曲の質や使い方などエンターテイメントとして上出来な作品であることに加えて初演を脳内で再生したり今回の東バージョンを想像したりで大いに楽しんだ。
初演を観ていたので一部の人物の設定や台詞に初演時のあて書きの名残を見出したり、逆に脚本執筆の初期段階ではこちらを想定していたのでは?などと想像したり、あるいは新たなキャラクター造形に「そう来たか!」だったりで、より楽しめた感じ。
さらに、客入れ時BGMが使用曲のバックトラックだったので振付や場面を思い出したりも……
また、初演時にも感心したのだがファンタジックではありながら美醜の基準とか価値観の強要など、 けっこう大事なことを終盤で訴えるのもイイ。
それにしても普通は脚本家と作曲家が分業で成し得るレベルのものを1人で創り上げてしまうって、どういう才能だよ、多才か!?(驚)
なお、この回のアフターイベントはシアターゲームで、偶然にも前夜に観たものが人狼を劇中に取り込んだものだったというシンクロニシティも。