満足度★★★★
鑑賞日2018/04/07 (土) 14:00
座席1階2列
価格3,800円
大人の恋愛演劇、でしたが序盤の温度と中盤から終盤にかけての温度が違い過ぎました。
これはサスペンス?
この公演に行った理由ですが、松本紀保さんのプロデュースであり、彼女が演じているところを観たことがない、しかも小劇場(大好きなサンモールスタジオ)。そして先日iaku公演「目頭を押さえた」の演出をされた松本哲也さんの脚本にも魅かれました。
とても前半は平凡な大人の恋愛話です。正直昼ドラでも見ている気分でした。
ラストの急展と松本紀保さんの独演は圧巻でした。
あの長い台詞を一度もカミなしですか・・。終わった時に自分が息を止めて見ていたことに気づきました。
終わってから気づいたのですが。AV女優と称していた彼女は「目頭を押さえた」で家庭教師役を演じた斎藤ナツ子でしたね。お名前を見てやっと気づきました。
実は彼女がこの作品の展開に重要な役でもあったこともあとで気付きました。
人の心は想像を超えているものです。ちょっと覗いたぐらいではわからない。
そんなことを気づかせてくれた作品でした。
最後に1点、要望を。
今回入口で支払いをして「指定席」のチケットをいただきました。
ここまでスムーズでいいのですが、カラダの大きい私には前2列目までの所謂「チビ椅子」はツラかった。ここは入口で「小さい椅子ですが・・・」という案内があってもよかったと思います。多分こちらからお願いをすれば後方の席と交換していただけたかとは思いますが、なんか前列が勿体無いような気もして・・・我慢していたけどやはりお尻が半分出てしまって辛かったです。