満足度★★★
設定の害悪。今まで未見だったモダンスイマーズを岸田賞受賞後に初観劇。何の印象も持たずに観劇に臨んだ。繰り返される恋愛人生にひとつふたつのスパイスを注入。なるほど、ダークな印象の恋愛ファンタジーだ。ただし、巧妙な設定だからこそステロタイプの人物しか出せない。だからこそ、起こる事実全てが薄っぺらに感じられる。二律背反というか、矛盾を抱えた舞台であったように思う。客演の鶴田真由の山本亨の好演が光る。この2人だけはステロタイプとは外れた部分にある(あらざるを得ない)。次回作に判断を仰ぎたい。
ネタバレBOX
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2009/02/23 22:43
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