おとうふコーヒー 公演情報 劇団銅鑼「おとうふコーヒー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    人が死ぬということが身近でなくなった昨今では、看取ることも特別なことに。
    死に向かうおばあさんを縦糸に、トランスジェンダーの孫、パワハラで退職するトリマー、
    前科の過去を引きずる男、ADHD気味の民生委員など訳有り人の横糸が絡み
    心地よいテンポで物語が進む。
    現代社会の問題を凝縮した世界を口角が緩む笑いで見せる巧みな脚本と演出。
    誰しも知らず知らずに人を傷つけ、傷つかれ生きていることを認識させられる。
    劇場を出て足取りが軽くなる舞台でした。

    ネタバレBOX

    ネタばれではまったく無いけど…
    *気軽に観るには少々高い価格設定。ハードルを低くして若年層が抵抗無く足を運べるようになると
     なお良いかと。若い人たちにもっと観て欲しい物語なので。
    *開演前何度も携帯電話の注意喚起がありましたが、それ以上に気になるのは紙やビニールのノイズ
     真後ろの方が2時間強終止手持ちのビニール袋をカサカサと、開演前に手にするフライヤーや
     物販の袋などの扱いも諸注意に入れてみても良いのでは。自分の耳からは遠いので無自覚ですが
     段差のある見やすい劇場ほど、前の席の耳のそばに来るので…。自分も大丈夫かと自分を振り返りました

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    2018/03/23 06:26

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