秘密公表機関 公演情報 劇団あおきりみかん「秘密公表機関」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    東京公演の初日観劇。
    特殊な秘密を持った者たちが、いい感じに秘密を公表するのを助ける物語。それを緩く笑える観せ方(ネオ・オムニバス)にしているが、底流にある研ぎ澄まされた人間観察は見事である。
    誰もが共感出来そうな人間ドラマは、緻密で繊細な脚本、ポップで大胆な演出で紡ぐ秀作。
    (上演時間2時間) 終演時、ネタバレには留意してほしいと(後日追記)

    ネタバレBOX

    セットは、中央に少し高くした平台。そこにテーブル、対面に椅子があり、その奥にスクリーンのようなものがある。チラシにあるような構図である。5話は基本的に同じセットで、特殊秘密公表部(通称:SPS)と特殊能力保持者の対話。各話に応じてセットや小物が運び込まれ分かり易く観せる。この展開がオムニバスのように展開されるが、ラストは全体を繋げるシチュエーションが明かされる。

    物語は、特殊能力保持者の能力を聞きながらも、徐々にその能力の持つ潜在的な悩みが打ち明けられる。その光景は精神科医が患者の悩みを聴くようなイメージ。例えば…(後日)

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    2018/03/17 13:00

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