満足度★★★★
鑑賞日2018/03/10 (土) 14:00
価格3,000円
まんまとハマる。主人公がしようとしていることに対して「そういうのもアリかもなぁ」と思いつつ同時に疑問も持っている観客の気持ちを見透かしたかのような終盤と幕切れにウギャッとなる。(笑) そのどちらもベースにあるものは同じだろうし本作の裏主題(送られる者、送る者、それぞれの想い……それは極めて日本的?な考え方かも)かな、とも。
内容的に当然の如く伊丹十三監督の「お葬式」を連想……ってかアレの現代版あるいはニューエイジ版、的な?
アフタートークは何と父娘対談で、秘話などもありつつ、親子ネタに弱い身として時々ホロリ。
そう言えばこの前夜に観た1週遅れの「アンナチュラル」と通ずるものがあり、また、後日観た劇想からまわりえっちゃん「尊厳の仕草は弔いの朝に ~1・2・3ショットマンレイ~」にも通ずるものがあった。