満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/09 (金) 19:00
座席1階D列10番
まずは、これだけ多彩かつ多様な人材を揃えあげた、プロデュース力に関心しました。美女劇という前提なので、男性役も女性に翻して役付けしたのだけれど、それがうまくはまるためには、役の性格をうまく全体に収斂しなくてはなりません。男女の違いで描き分けられている部分も、女性としての違いで描き分けられなくてはならないので、その意味、脚色、演出に大きな負担がかかりそうなものですが、その難点を見事に中央突破しています。キャラのエッジの立ち方が、半端ないですもの。
欲を言えば、、前半のエロチシズムが、後半あまり感じられなかったことですかね。それは、男性の欲目でしょうか。
初日にして、この完成度も立派。
何の気になくプレミアムシートにしたのですが、結構なお得感がありました。
1970年代、アングラ感満載な舞台ですが、むしろとても新しく見えるから不思議ですね。
温故知新とはこういうことですかね。