満足度★★★★
鉄道員の父を題材にした鄭義信作の一人芝居を楽園で観たせいか、小宮氏扮する鉄道員の幕開き登場が抵抗r=ゼロで舞台に馴染む。渡辺えりらしくあれこれ錯綜して混沌とするも、空気が薄まって白みがかる綱渡りな時間あり、だが綱は渡り切り、最後には涙。ストーリーそのものよりも、ストーリー説明を借りた断片が色んな人生のモンダイや人間社会のモンダイを立ち上らせる、その瞬間の印象が強烈なのだろう。ぐぁーっと拡散濃縮する宇宙の鼓動みたいな?何かを感じさせる。悲話ではあるが救いと癒しの話。
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2018/03/12 01:14
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