満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/23 (金) 19:00
座席1階2列
価格3,500円
この劇団は評判よく、ずっと気にはなっていましたがこれまで縁がありませんでした。
今回は日程も早めに決め、キ上の空論やリジッター企画に客演したことのある野口オリジナルさんが出演されることも重ねて、今回お初です第27班とアトリエヘリコプター。
この劇場も初めてでした。何かの倉庫?の跡地でしょうか。なかなか年季の入った建物。
さて作品。
青春群像劇と分類してよいでしょうかね。これは、面白い。
会話のひとつひとつが緊迫した空気を作り出していき、時折温もりと笑いを挟んでいく。話しもわかりやすく、ラストはなかなかの衝撃!
劇団員4人の皆さんの芝居が上手だったな。
台詞ができるだけ日常に近く、いまの若者の会話を思わせるものでした。
野口さんの役はハマっていましたね。台詞もたくさんあり、色んな表情が見れて満足です。
最後に会場についてお小言。
アトリエヘリコプターにしても中野のMOMOにしても近隣住民への配慮は劇場側が工夫すべきじゃないでしょうか。どの劇団にも共通した注意を劇の前後に言ってもらうとか、チケットと一緒に配布するとか。システマティックにすることで初めて来た客には漏れなく伝えることもできるし、リピーターにも浸透すると思います。なぜその視点が生れないのか。劇団に口頭で注意を促すだけで、あとは劇団任せでしょ?それでも注意されて戸惑う客がいるのは劇場側の怠慢です。
下記は私のこの公演に起きた体験。
私:(会場を出て向かいの駐車場で大崎駅までの道を確認)
係員:「(役者面会は)中でお待ちいただけますか?」
私;「あ、(役者面会は)もう終わったので、道を確認しているだけです」
係員:「この辺でうろうろするとうるさいので」
なんだこれ。まず最初の一言は「何かお困りですか?」じゃねーのか。
多分、出待ちをしている間にスマホで時間を潰しているように見えたのでしょうね。
結構気分悪かったですわ。