跡 2018 公演情報 世田谷シルク「跡 2018」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2018/02/15 (木) 14:00

    価格2,500円

    初演よりも抽象度が上がった分、観客の想像の余地が広がった、あるいは観る側に想像力が必要になった感じ。
    また、「アソビ」も増えて、Eテレの午前の番組風(笑)の場面では心眼に「色が映った」。
    さらに、裏から光をあてた人物の影を映すスクリーンとして使う「壁」の手前にいる人物もシルエットにして「影」と共演させる効果が面白い。
    あと、かつて「志村けんのだいじょうぶだぁ」で放映された宗次郎のオカリナの曲をバックに幼なかった娘が成長して反対を押し切って結婚し、やがてできた孫をあやしながら息をひきとる男性(演・志村けん)の台詞なしの一人芝居も思い出した。

    そう言えば最近の子供はダイヤル式電話のかけ方がワカらないそうなので、いずれ「ジーコジーコ」のS.E.も意味不明になってしまうんたろうな、とも。

    ネタバレBOX

    「アソビ」と書いたのは雨漏りを器に受ける場面。妹が器を上下させると音階になったりきれいな音になるのが兄がやってみると普通の音、というところがEテレの子供番組やドリフのコントのよう。また、溜まった雫を相手にかける時に音響も相まって様々な色が見えた。

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    2018/02/23 23:41

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