満足度★★★★
鑑賞日2018/02/16 (金) 14:00
座席H列5番
価格3,800円
源氏物語の「葵上」に「野宮」のエピソードも加味した「カジュアル古典」。
光源氏は自業自得どころか殺人罪ではないか?とまで思ってしまう内容は、昭和の昼のメロドラマかイマの金曜ナイトドラマか?はたまた昭和の婦人雑誌の連載小説か?みたいな。(笑)
そんな風に感じてしまうほどワカり易くそれでいて古典のオモムキを失わない……どころか古典情緒も満載なのはいつもながら、それに去年あたりから顕著な照明の技(影を使った効果と牛車の表現が良かった)も光り満足。
また、基本は笛と鼓ながらピアノ(あれはいわば「光源氏・愛のテーマ」では?(笑))を使った場も良かった。