満足度★★★★★
鑑賞日2018/02/11 (日) 12:00
座席1階5列
これはイイ!
こういったホームドラマチック作品はなかなか当たりがないけどこれ当たりです。
まず役者さんが芝居上手い。これ本当に大事です。安心して最後まで楽しめました。
この安心感によって銭湯を舞台してそれを取り巻く人々の成長や葛藤が個々の感情からしっかり垣間見ることが出来ました。
そして脚本、演出が素晴らしいです。
特に感じるのは人々の会話のキャッチボール。ポンポンポーンとリズムがいいです。
役者の上手さは勿論ですが、非常に丁寧な脚本と演出を想像できます。
この芝居が客に「面白い!」と思わせる肝はここだと思います。
あとで知ったのですが今回も女性の脚本・演出でした。
少女東京奇襲、やみ・あがりシアターも同じような印象を持ちました。
その作品の丁寧なつくりを。女性の脚本・演出が自分には向いているのかも。
また開演時間が12時となかなか珍しい設定。
最近の小劇場舞台は2時間前後が相場なので、14時に終われば15時の芝居に間に合います(下北沢なら)。そして17時に終われば食事に行く時間もできます。私のように1時間かけて来る人には非常にありがたい時間設定です。ここはマーケティングしたのでしょうか。
実際私もこの日は15時の公演を観劇できました。
チケプレありがとうございました。
自信をもって初めて観劇するひとにオススメします。