iaku+小松台東「目頭を押さえた」 公演情報 iaku「iaku+小松台東「目頭を押さえた」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    それぞれの登場人物が舞台の外でも普通に暮らしていて、その日常の断片をたまたま舞台上で見せて貰ったかのよう。各々の言動にちゃんと血が通っていた。説得力があった。すばらしいお芝居でした。余談ですが、りょうちゃんが途中で着用してたTシャツがWolfgang Amadeus Phoenix(懐かしい!)だったので、田舎という割になかなかのセンスだと思った笑。あれは誰のチョイスなのだろう?

    ネタバレBOX

    枝打ち中に修子の父(松本さん)が落下し、そのまま喪屋へ運び込まれるシーンがあったけど、もし仮に即死状態であったとしても普通なら一縷の望みをかけて病院へ搬送するだろうし、病院以外で人が亡くなった場合には、警察が介入の上、必ず検視が行われるはず。 その後、ようやく亡骸が遺族に返されるはずなので、目が飛び出た状態の遺体を病院にも連れて行かずそのまま喪屋に搬送の上、儀式を行うのは違和感があった。
    街に外出中で携帯が繋がらなかった家族らも、お芝居をみた限りでは、事故からさほど時間が経っていたとは思われず(数時間程度?)、誰一人「なぜ病院に連れて行かなかったのか?」と疑問に思うこともなく喪屋での儀式を受け入れるのは心情的に理解できなかった。
    「喪屋での儀式」はこのお芝居の胆の部分なので、そこに違和感を感じたのは非常にもったいなかった。(ああいった行為が許される地域が日本の中に、まだあるのだろうか??)

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    2018/02/01 11:57

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