満足度★★★
鑑賞日2017/01/26 (木)
前作「熱狂パンク」に続いて2度目のソラカメさん作品の観劇。雑然とした舞台セットは何となく不気味さが漂い、爆撃音や銃声が鳴り響く中を叫び走り回る冒頭シーンは何となく恐ろしい雰囲気。これは戦争モノの作品なのか、と思いましたが、途中からギターやブレザー制服なども登場し頭の中が混乱。恐らく2つの時代が存在する?設定だったのかもしれませんが、正直なところ曖昧なまま終わってしまった印象です。色々連想もしましたが、イマイチ点と点が結び付かないような作品でした。70分という公演時間を考えると、背中が痒いシーン、穴から身体が抜けないシーンなどに尺を取りすぎている印象も受けました(そのシーンがストーリー展開上重要な役目を果たしているのなら良いのですが、無くても問題ないシーンだったような気がします)。役者さんの声量や台詞の聞き取りやすさなどは安定感がありましたが、前作が面白い作品で好印象だっただけに、今回は少し物足りなさを感じました。次回に期待します。