ハイバイ、もよおす 公演情報 ハイバイ「ハイバイ、もよおす」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    夏祭りの仮説舞台のようなセットが組まれている。
    そこで出し物のように中編の作品が上演される。

    舞台の袖にある岩井秀人さんもアロハに雪駄(だったかビーサンだったか)、腕に金色の腕時計の、香具師か地回り風。

    ネタバレBOX

    いつものシリアスなハイバイではなく、笑って笑って笑ってのハイバイだった。
    『ごっちん娘』にはほろりとさせ、撮影可の『大衆演劇のニセモノ』では決めポーズごとにシャッターチャンスが訪れて大笑い。
    3本ともあらすじだけを聞くと、「ん?」のストーリーだが、「えっ?」な、どさくさ紛れ的なラストへのなだれ込みが凄まじい。どの作品にもなんとも言えない「哀しさ」がある。それがハイバイ的。
    大衆演劇のニセモノ『天魔・十文字伝』。大衆演劇でイメージする、さまざまなことを鍋に入れて煮込んでから、うっかり炎天下に1日中置いたら発酵しちゃったよ、な舞台。
    壮絶すぎる! (笑)

    『ごっちん娘』は、笑いながら鬱々となってしまう。コンプレックスのない思春期の人はいないだろうから、ごっちんは自分だ、と思った人多いのではないだろう。ハイバイ版「山月記」か。

    楽しすぎる!

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    2018/01/10 01:00

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