満足度★★★★
フライヤーのイラストから醸し出される緊張感に惹かれたのと、久方ぶりに浅倉さんの芝居が観たくて足を運びました。
「完全版」を銘打つだけあって、2人だけのシンプルな舞台装置での芝居、微妙に傾いて作られた足場、凍てつくような声の張りと鋭い眼光、いやあ見ごたえありましたね。
私も雪山かじったことがあるので、観ながら、爪先が痺れるような感覚、朦朧としかかる意識、雪が解けて水となり染み入る気持ち悪さ、存分に追体験させていただきました。
浅倉さんは山登りしないそうですが、どうやってあれが演じられたのだろう。
感動の余り、観劇後に浅倉さんと握手しようと思いましたが、きっとそういうの嫌がる方だろうなと思い、記念に一筆したためていただきました。