満足度★★★★★
津からのおかわりだけど、またパワーアップしとる。
ただでさえ研ぎ澄ませ続けた芝居なのに、印象的な美術がプラスされ、七ツ寺の空間に映える照明が効果的。
明かりで山形さんに更にエロさがハードコートされてびっくり、凄かった。
短編集なんで、色んな所から心えぐってきて、辛いわ…沁みるわ…切ないわ、所々の笑いで救ってくれるから心ももつけど、堪らんなぁ(良い意味で)。
その真骨頂である如水(2017年物)。遂に名古屋に帰ってきた如水。うん、今年の如水も良いよぉ。全国で揉まれてきたこの一品。できる限り多くの人へ。
そして今回。観れないと思っていた大阪クリエーターズ版サプライズ。良かったぁ。よくぞ名古屋まで来てくださった。
一つすごく印象的だったのは、一瀬尚代さんが…青島青子で初めて見た時とまったく別人に見えたこと。やっぱ凄い生き物だな女優というモノは。あのツンデレ感の訴求力たるや…ラストの表情は反則もの。
おナツ-山形組のサプライズとも、すごい対照的なモノになっていました。
初演の伊吹×熊川組、大阪から招聘の立花×一瀬組と観てきて…演出・個性に応じた味と見所を各々楽しめる幸せを感じる。
もしかしたら、いつかは如水も…