ただいま おかえり 公演情報 東京タンバリン「ただいま おかえり」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    ⑪素敵な作品を生み出す人たちは、やっぱり素敵なのだと実感。いや、素敵な人たちだからこそ、素敵な作品を生み出すことができるんだな。生の舞台には作り手の人となりが表れる。
    この人たち……本当に素敵❗

    ネタバレBOX

    ①初日。心待ちにしていたという熱気溢れる満席。そのはやる気持ちを楽しませながら上手に導くプレ芝居(前説)の遠藤弘章さん、萩原美智子さん、三宅里沙さんが見事。
    だから早めのご来場をオススメします。
    ②家族というコミュニティの一日は、そこから始まるのだな。「おはよう」「行ってきます」にまだドラマは無く、それぞれが一日を過ごしてきて、家族のドラマが始まる。あのね…それでね…が溢れてくるのが家族。
    ③作品の持つ質感にフィットした温もりを感じる美術。施された仕掛け。その演出のアイディアも、美術スタッフの技術も、機能させるキャストも👍それが二種類の転換を生み、思いを馳せ余韻に浸れる豊かな闇を与える
    ④家族でも友人知人でも心地イイ距離はある。身も心も。拗れて失われた距離感を修正するのは至難の技。そこには絶妙なタイミングの程よい外的作用が必要だ。見事なバランス(の外し方)で瓜生和成さんが刺激する👏 ⑤走馬灯のシーン(死なないけど)がイイ。たまらなくイイ👍家族愛のゲリラ豪雨を浴びた。人間の日々の生活の営みは豊かであることを再認識させてくれる。
    大好きな長尾純子さんに心の深いところを掻き乱される😭
    ⑥サスペンスじゃなくたって、ドラマに意外性はご馳走。今作に忍ばせたご馳走は結構スパイシー。その衝撃に喉が焼ける。反目する母娘でも受け入れられない現実があり、長尾純子さんの狼狽が我が人生に被る。
    ⑦大切な人が大切な場所で誰かと過ごすのを知ったら何を思う⁉嫉妬…怒り…悲しみ…。その誰かが「いい子で嫌だった」は名言。若くて美しくて可愛くて無邪気でちょっとダメ…なタレント役が宮下かな子さんて最強💘
    ⑧宮下かな子さんが作品に殴り込みをかける。あの美貌で距離感の壊れた天然キャラは狂気の凶器😱『お点前…』同様、強力な飛び道具で、その破壊力は地球壊滅的レベル💣💥
    東京タンバリン、見事なキャスティング
    ⑨大好きな人とのデートって、すっごく楽しみなのに、その時が近づいてくると何だか切なくなってきて……デートの最中にもう切なくてたまらなくなったりする。そんな気持ちの本日夜公演前😢
    嗚呼…終わらないで💔
    ⑪素敵な作品を生み出す人たちは、やっぱり素敵なのだと実感。いや、素敵な人たちだからこそ、素敵な作品を生み出すことができるんだな。生の舞台には作り手の人となりが表れる。
    この人たち……本当に素敵❗
    ⑫あんな風に人と接することができたら…という理想像。青海衣央里さんの白石が「喧嘩する⁉やっぱり喧嘩でしょう⁉」と茶化して和ませる。瓜生和成さんの緑川は「どちらの味方にもなれません。」と中立を保つ。
    ⑬家族と家庭の違いとは何だろうか。三人の親子の家族会議から、壊れていく家庭が垣間見える。一人になった大人の家庭とは…。
    金色のドアノブで思い出の扉を開ける。そこに居るのは…居ないのは…。
    ⑭長尾純子さんは万華鏡❗場面ごとに違う無限のマスク。園児帽を被ってしゃくり上げ、🍮の魔法にかかる😊お母さんが大好きでムフムフお話しする小学生、受験勉強の様子…みんな愛しい。なのに…だから…切ない😢
    ⑮目は口ほどにものを言う❗これは視線のお芝居。見つめているのは愛しい人。愛しいが故に言えないこと、言い過ぎてしまうことがあって…みんなの瞳に『大丈夫、わかってるよ』が映る。視線のある場所にただいま。
    ⑯宮下かな子さんの青森弁がパワーアップしていた😁彼女が注ぐやわらかい視線が好き。会話を見つめるときにゆっくりと追う視線が何とも優しい。
    これで、ピーラーや母娘のバトルシーンで困りの視線まで出たら😆
    ⑰本日千秋楽。演劇は儚くて愛しくて…。家族間の迷惑について考える。愛ある家族。周囲の人も素敵。幻だって素敵❗
    いい人ばかりで、人生を信じられる作品。
    ⑱どうしても確認せずにはおけないと千秋楽へ。自宅と別荘、二度の母娘バトルで宮下かな子さんの困惑をキャッチ。彫刻のような美しさを持ち、素直で研究熱心。いいお芝居をするために貪欲で応用力が高い。大物だ👍
    ⑲走馬灯のシーンが素晴らしくて大好き…なのだけれど、父親の影がなくて切ない。我が人生を反省する😢
    そして、緑のコイケさんと緑川さんを演じる瓜生和成さんが…ナナのパンチを受ける流れでジュンに見えて😢
    ⑳アサミの一人上手は境界線上。キミちゃんの温度の上げ下げ間違いはアクセルとブレーキ。ゾワッとする。
    アサミが最後に帰宅を噛み締めるように言う「ただいま」を、最初のマイの「おかえり」が迎えてくれたよね 。
    ㉑青海衣央里さんの白石がイイ。人間て素晴らしいと思わせてくれる。あの明るさは幸せを呼び込む。婚約報告シーンにキュンとなる。仕事を越えてこんな風に付き合える友人を持ちたいものだ。
    そしてうなじが綺麗💕
    ㉒🎶トロ~ウニ~タイ~トロトロタイ…🎵妙なラップがぐるぐる🌀回ってる。息子の嫁という絶妙なポジション。悪気の無い嘘をつき、隠し事を持ち、うっかり騙されちゃう、人間らしいハルカをミギタ明日香さんが好演
    ㉓兄弟って何だろう。長男て何だろう。この40年で日本の家庭のあり方は激変。家を継ぐ家長という感覚は薄れ、親と同居や近くに住むのは娘家族。森啓一朗さんが時代の変化を映し出す。ヤンチャな中学生に笑い。
    ㉔視覚の刺激は印象を左右する。照明の美しい舞台は感情の深いところに沈殿し永く心に存在する。別荘でひとり、じっと座るアサミの山崎美貴さんを、数秒で黄昏が包む。時の流れが胸をギュ~ッと締め付ける😢
    ㉕あの家族と集う皆さんが愛しくて、気分は親戚のオッチャン😅 高井浩子さんの描く家族の物語、人間ドラマにはヒリヒリする悲しみも潜んでいるけれど、それが人生。全て愛が飲み込む。人間を信じている人の作品だ。
    ㉖作家高井浩子さんの優しさが家電トリオにある。アオサの遠藤弘章さんが勇気づけ、アカネの三宅里沙さんが寄り添い、キミの萩原美智子さんが見守る。三人がそこにいるだけて安らぎ穏やかになれる。白雪姫の小人だ。
    ㉗今度あの家族と、いつ会えるだろうか😔
    是非とも再会したい。何度でも再会したい。それから、あの家に集った人たちのそれぞれの活躍も目撃したい。
    まずはaibookで緑川の瓜生さん。
    ボタタナエラーで白石の青海さん。
    そして『わのわ』の家電トリオ❗
    ㉘高井浩子さんの描く家族の姿がご馳走だ。なんとマサルの娘ヒナノちゃんの泣き声がマサル役の森啓一朗さんのお嬢さんというミラクル天使👶キャスト😆親子共演🎶

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    2018/01/05 03:47

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