満足度★★★★★
①死と老いと孤独の作品だと思うが、とてもロマンチックだった。死や老いの恐怖も孤独の寂しさも、みな愛を欲すればこそ生じるもの。
片想いのあの人の代わりにするなら夢があるのかもしれない。でも、傍にいた大切な人の代わりにするには、きっと埋められないものが大き過ぎる😢
②他界した我が母と認知症の父を思わずにはいられない。
ステージが十字架に見えた。上手奥の変化とラストの三人芝居に背筋が凍る。最後まで生身だった相島一之さん。その後にに思いを馳せる。照明の効果も絶大で見事に魂を抜かれた。
③浅丘ルリ子さんに敬服。次元が違うとはこのことだ。可愛らしさに度肝を抜かれた。