満足度★★★
鑑賞日2017/12/16 (土) 14:05
さて東京に行くぞ!と思いきや東海道線・横須賀線・京浜東北線が電故で大幅な遅れ。
何も娘と初めて行く観劇の日に。酷いよJR東日本。
結局地下鉄や私鉄を乗り継いで劇場に到着したは開演5分前。
ペア券でしたので気を使ってくれたのでしょう。すんなり座れる端の席を用意いただいていました。素晴らしい。
さてサンタクロースが前説。これはよかった。とても丁寧でつまらない笑いを誘うようなことはしない。これでいい。猫の待ち受けも和みました。
そして本編。ファンタジーですねぇ、ファンタジーですねぇ、と心でつぶやきながら観ていましたが、序盤は非常に嫌な予感しかしない。演技も乏しい。
しかし成井さんの本は信じてよかった。
結末に向けて何とかまとまってきました。娘も「話はわかりやすかった」と。ホッ。
演者さんについても少し触れます。
名前は伏せますがまず女性2名の滑舌が悪い。聞き取れるが声の質が悪い。
そして男性1名。演技がまだ他の人のレベルについて行っていない。
あと女性1名、男性1名、声が大きすぎる。他の人と音量をある程度合わせたほうがいいのでは。その男性はいい声質をしていたので勿体ない。
怒ったり訴えたりするシーンは「眉間にシワを寄せて大声で叫んでいるだけ」が目立つ。狭い劇場なのでそんなに大きな声はいりません。集中して欲しいのは「表情」。訴える目つきと高揚した頬。もっともっと稽古して欲しい。
やや厳しく書きましたが、非常に可能性を感じる劇団。。
演技を磨けば非常に個性的な劇団になるのでは。以上小言お許しを。