満足度★★★★
「熱狂」を鑑賞。ナチス黎明期からドイツ国会第一党になるまでの物語。緻密で重厚で生々しく、あのナチスがどのような過程を経てドイツに君臨していくのかを描く。ナチスおよびヒットラーの歴史をなぞるスペクタクルな話でありながらも、同時に男社会の見栄や権力闘争の話でもあり、黒岩重吾の社会派小説のような趣きもあり、大いに楽しませてもらった。何よりあの膨大な台詞を噛まずにすらすらと喋り演じた役者さんたちに敬意を評したい。
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2017/12/08 14:08
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