ホテル・ミラクル5 公演情報 feblaboプロデュース「ホテル・ミラクル5」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/12/01 (金)

    12月1日20時の回(125分)を拝見。

    ネタバレBOX

    本編4本観終わっての印象は、過去のホテル・ミラクルと比べて、随分、味つけが濃くなったなぁと。

    まず、トップの『ミラクル戦隊』。
    坂本七秋さん演じるブルーの(土壇場でビビッている故の)屁理屈を並べ立てる弁舌には素直に笑えた…が、さすがに「弁舌」に取られる時間、ちょい長過ぎかな?
    あと、後半での、石井智子さん演じるピンクとの攻守逆転?は素直にウケた。

    お次は、『クロースチーム』。
    ホテル・ミラクルを4を除き、初回・2・3と観て来た者には、一番、ミラクルらしく感じられた作品。
    白野熊子さん演ずる小娘(☜失礼ッ!…でも、褒めてマス)に翻弄されっ放しの、依乃王里さんの中年作家に限りないシンパシーを覚えたw

    三番手は、今回の『ホテル・ミラクル5』で、一番吹っ切れた印象の『やっちゃん×チャーコ+ミズオ』。
    小劇場界隈の男性作家にはシャイな方が多いから、このテイストは多分、女性の…と思った通り、mizhen(みずへん)の藤原佳奈さんの作。
    好悪が分れる作風だろうが、個人的には好み。
    なお、蛇足だが、後半から登場する、坂本さん、依乃さんのお二人の恰好を目にした瞬間から、「ピアノ売ってちょーだい♪」のタケモトピアノのCMが脳裏に浮かんでしまい、笑いをこらえるのに往生して…セイシに耐えかねた。

    トリを務める『きゅうじっぷんさんまんえん』。
    接客側なのにぎこちない女B(演・大田彩寧さん)の突飛な言動の中に見え隠れする可憐さに、次第に惹かれていく、手慣れた客の女A(大和田あずささん)の様子が丁寧に描かれた佳品。延長料金払ってもいいから、もっと長い時間、二人のやり取りを観ていたかった。

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    2017/12/06 04:43

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