満足度★★★
話はしっかりしているし、フリオチも効いてる、キャラも盛り沢山だし、設定も面白い。でも惜しい、なんか本当に惜しい
この作品に色々言いたくなるのは、まったくつまらないわけではなく、何か可能性を感じられるからだと思う
親子の登場人物の年齢差が見た目で全く感じられなかったり(せめて白髪を混じらせるとかして欲しかった)、付喪神という空想感の高いキャラたちの台詞の言い回しに統一感がなかったり
主人公が決意する動機が丁寧に描かれていなかったり、細かい部分が抜けていて全体の印象が悪くなっている感じがした
また、それぞれの登場人物の動機が伝わってこないので話を進めるだけの役柄設定に見えてしまうのが一番マイナスに感じた部分かもしれない
役者さんそれぞれで観ると皆良いのだけど、それぞれが組み合わさった時に統一感が感じられなかった
作品の方向性とかやりたいこととか観せたいものは凄い伝わってくるだけに本当に惜しいなと思った