満足度★★★
本をしっかり読み込めている役者さんと、そうでない方との差を感じました。
また、同じ役者さんの中でも、作品によってそのレベルが違ったり。
よく噛まれていた方は、そこらへんのセリフの落とし込みができていないのではないかと感じました。
役者さんの目の前にある物に対し、「あの」「その」という指示代名詞を何度も使っていた方がいて、その雑さも気になりました。
二作品目「あるマドンナの肖像」での、ミス・コリンズ役の翠野 桃さんの演技は非常に素晴らしかったです。
信じられない量の長ゼリフで、おまけに話す内容も、解釈や理解が難しいものだったのですが、
同じような言い回しをまったくしていないのが、心底「すごい!」と感じました。
本当に役が乗り移っているかのようなお芝居に、
観ているこちらに息をする暇も与えない、という感じ。とても惹き込まれました。
この芝居を観れただけでも、観に行ってよかったなと思いました。
最後の立ち去る間際に見せたミス・コリンズの表情もすごく印象的でした。
休憩時間にドリンクサービスを予定と書かれていましたが、私が行った時にはサービスはなかったので、そのことについてスタッフの方から一言ほしかったです。
また、場面転換をしている時に、途中で思いっきり照明がついてしまったのは残念でした。
狭い劇場なので仕方がないかもしれませんが、客席の一番前の列がステージととても近くて、座っていると照明の光が顔を直撃してくるので、眩しい&熱くてちょっとストレスでした。一番前に座る人は注意が必要です。
また、恐らく役者さんの携帯の切り忘れでしょうか?
舞台裏から度々着信音が聞こえてきていました。今後は気をつけて頂きたいです。
2017/11/08 22:31
また、劇団としては、公演運営や御客様に対しての至らない面を反省点として挙げ、劇団の今後の課題として、主宰、団員全員で解決していく所存です。
この度は有り難うございました。